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某有名ドラマーの弟子をしてた時の話

某有名ドラマーの弟子をしてた時の話

今回の記事は、20歳頃の僕の昔話を記事にしていきたいと思います。

僕は中学の頃からドラムを始めて、高校卒業後も音楽で飯を食う!と音楽の夢を諦めず、就職もせずにバイトと音楽活動を必死で頑張ってきました。

そんなある日ひょんなことから某有名ドラマーの弟子になるきっかけをいただき、自らその門を叩き、弟子にしていただきました。
そして東京で生活をはじめました。
それが、20歳頃の話です。

弟子にしていただいた当初は、今まで自分がいた世界とは全く違く、何もかもが新鮮で刺激がある反面、弟子としてドラムセットの運搬、ドラマのセッティング、師匠の送迎、リハへの同行など、やることが多くあり適応するために必死でした。

僕の音楽のルーツは90年代で、その年代の方々は、弟子から有名になった話はよく聞いていたので、僕もその道を目指して有名になると意気込んで日々頑張っていました。

師匠もお忙しい方でほぼ毎日現場があったため、僕も同行しなければならないので、バイトができずお金の面では凄く苦労をしました。
振り返るとお金がないことが1番辛かった。

お金がなくなると親に頼って、仕送りをいただいていたので親には物凄く感謝しています。
この恩は返していかないと!

弟子として仕事を覚え、色々な現場やロケの手伝い、ツアーもご一緒させていただいたりと、師匠にも認めていただけるようになり、弟子として順調に成長していきました。

辛くなってきた日々

人間は慣れはじめると徐々に不満がではじめるようで、僕にも不満が募りはじめました。

・お金がない生活への不安
・ミスができないプレッシャー
・現場へ出向かなければならないので、自分の時間がない
・時間がないから、自分のバンド活動ができない

が日に日に増し、そんな気持ちで現場へ行くからミスが多くなり、師匠から怒られることが増え、耐えられなくなり辞めること決断をしました。
それが、21歳頃だったと。

責任感がなかった

師匠のライブでドラムを叩く

という大役が僕にやってきました。
こんな経験後にも先にも出来ることではないので、緊張と不安と楽しみの気持ちが混ざり合う中、僕は必死にライブに向けて練習をしてました。

ただ僕の中には辞めようと思う気持ちがあり、それが日々大きくなる一方で、このままではダメだと思い弟子の先輩の方に相談をしました。

その直後に師匠から呼び出しがかかり、「辞めんのか?」と聞かれ、突然の出来事に頭が真っ白になり「辞めません」と言ってしましました。
その場はなんにもなく終わりましたが、弟子の先輩にしか言ってないことで、それが師匠の耳に入るとは思ってもいなかった出来事でした。
裏切られた気持ちでした。

この件から数日が経ち、師匠に電話で辞めると報告しました。
すんなり辞められる訳はありません。
なぜなら、師匠のライブでドラムを叩く大役を担っているから。
もちろん叩けないと言っても聞いてもらえず、師匠は大激怒。

そりゃそうですよね。僕無責任すぎるもん。

その後マネージャーからも大激怒の電話や長文メールが送られ、メンタルボロボロでした。

本当に自分でも頭おかしいなと思うんですが、
この騒動の中、Twitterにのみに行ってる写真や初詣の写真やらをアップして、それをマネージャーに見られ大激怒されてました。

話を戻します。

ドラムの件は違う方が叩くことになりましたが、このライブではドラムだけでなくスタッフとしての役割もあった為、最後にスタッフとしての仕事はちゃんとやれと言われ、それを最後の仕事にしようと思い現場へ行きました。

この騒動があり、師匠から口を聞いてもらえなくなり自分の居場所がなくなりました。

そして辞めることになりました。
辞めるにあたりマネージャーから長文のお叱りメールをいただきました。

当時の自分は、そのメールさえウザく感じていて、自分のために言ってくれているのに、むしろムカツイていたのを覚えてます。

辞める時もすんなり辞められることはなく、色々なことが起き、結局フェードアウトする形で、僕の弟子生活は幕を閉じました。

まとめ

弟子時代から5年ほど経ち、
今思い返すと、当時の自分は
・嫌なことから逃げる
・責任の放棄
・自分のことしか見えていない
・師匠の顔に泥を塗る
など社会人として足りないものばかりでした。
それを怒ってくれる師匠やマネージャーの方の言葉も響かない、こんな昔の自分が嫌いです。

この先、会える機会は一生ないかもしれないけど、会えるならその時のことを誠心誠意を込めて謝罪をしたい。

今のままでは、話をする機会も与えてはもらえないと思うので、土俵は違くても、もっと自信を持ってお会いできるレベルまで自分を高めてから、お会いし当時のことを謝罪したいと今は思っています。

師匠からすれば覚えていない過去の出来事ですが、僕の中ではずっと抱えている自分への嫌悪感なので、いつか謝罪し、この嫌悪感を手放すことができたらなと思ってます。

長くなりましたが、最後までお付き合いしていただいた方ありがとうございました!

では!

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